「ウチの麺にはコシがある〜」
コウヘイの家・「ラーメン空海」
《 ミュージカルシアターSTAGE21 第2回公演 》
FILM
ー  そのままの君が・・・ ー
+++ STAGE21 +++
【 ものがたり 】
 シナリオライターの麗子は、自分の少女時代の実話を元に映画の脚本『チャレンジ』を書いた。しかし、なぜか納得がいかない。製作発表も間近の今日も、一人映写室でその映画を見ていた。スクリーンに映し出されてくるのは、20年前の青葉台小学校6年1組。担任の館山寺先生、コウヘイ、イチロウ、チアキ、そして12歳のレイコもいる。無邪気な子供たちの学校生活が、スクリーンには繰り広げられていく。
麗子と一緒にこの映画を作った監督の佐久間は、麗子のこだわりが何なのかわからない。2人で話し合っているうちに突然、麗子は倒れた。
・・佐久間と駆けつけたプロダクションの社員の清水は、麗子を病院に運ぶが、麗子の意識は戻らない。
 麗子を何とかして救おうと考えていた佐久間は、ふと思いついた。麗子が倒れた原因と、麗子の自分自身へのこだわりは、もしかしたらこの映画『チャレンジ』のなかにあるのではと。
そして、もう一度映画を見ると、なんとスクリーンの中に麗子がいた。自分が書いた20年の世界の中に・・・。
静岡のある小学校。6年1組の朝の教室。

♪〜〜〜ああわれら青葉台小学校〜〜♪
♪ スクリーンの向こう側 ♪

現実から映画で表現された20年前の不思議な世界へ
この時からファンタジーが始まる。
佐久間・千秋・清水・社長が映写機のスイッチをいれ映画の上映が始まる
♪ ラララ ミュージカル ♪

「ねえ先生知ってる?この町がミュージカルのモデルになるってこと」

「先生もね、まだ学生だった頃はミュージカルの舞台にあこがれたわ」

青葉台小学校の朝の様子
♪ ラーメン「空海」 ♪
「ウチのツユにはコクがある〜」
子供たちの歌もダンスも
バッチリ
♪ チャレンジ ♪

さぁ、みんなでミュージカル・オーディションに挑戦だ
「ララララーメン ラーメン・空海」
♪ きみがいなくなってから ♪
スクリーンの中に入ってしまった麗子を思って歌う佐久間監督

『『中途半端で辞めるやつ』   だなんてもう言わせない」
ずっとずっと前からあこがれていた
ミュージカル
チャレンジ みんなで そうさ オーディション 
「おばさんたち、できるの?歌やダンスが」

「こうみえても私たち、6年生の時に
       子どもミュージカルに出たことあるの」
新入社員の井川君
プロダクションの社長や清水さんにこきつかわれる
ミュージカルをやめようと悩むリョウタ

コウヘイの父の店「空海」に来る


そんな様子を見ている佐久間監督・清水さん・井川君
♪ こんなはずじゃない ♪

レイコとチアキの二人がまるで
          入れ替わったみたい
リョウタは、みんなが対決して話し合っているのをこっそり聞いていた
その時思った。仲間の大切さを。

そして麗子も千秋も気が付く
チアキもレイコもそのままが一番
飾らないそのままの姿が

「そうだ他人の良い所を自分に飾り付ければ君の良さが失われていく」
「そうだ、そのままの君が一番いいんだ」

どこからか佐久間監督の声が・・・・・・・・
夕日を浴びるとシャボン玉はいろんな色に輝くんだね
     シャボン玉も俺たちと一緒なのかも知れないな

♪  シャボン玉 ♪
砂ぼこりの中に舞う シャボン玉よ 

            大きく膨らまなくていい   

                    生まれたときの そのままの輝きだけで
《 カーテンコール 》
2月7日 Aキャスト
2月8日 Bキャスト
みなさんいかがだったでしょうか?

団員が一丸となってがんばってきたミュージカル
オリジナルの脚本にダンスそして歌

皆さんにどれくらい気持ち伝わりましたか?
お忙しい中
会場にいらしてくださった皆様、
ありがとうございました。